日蓮宗
宗祖 日蓮大聖人 |
ご本尊 大曼荼羅 |
教え
日蓮宗ではお釈迦様の説かれた教えの中でも法華経こそが、世の中を救う絶対最高の教えであるとします。その法華経を説かれた実際に歴史上に存在されたお釈迦様は、「久遠実成の本仏」が自身を表した姿です。久遠実成の本仏とは、永遠の昔に悟りを開いた仏さまという意味で、法華経も本仏が経典として実態を示したものです。
法華経は本仏の声そのものであり、法華経の功徳すべてが「南無妙法蓮華経」の七文字にこめられていると日蓮聖人は考えました。そこで「法華経の内容をすべて信じ帰依する」という意味の「南無妙法蓮華経」を唱えることを何よりも重要な修行としています。
お唱えする言葉
「南無妙法蓮華経」
主な経典
「妙法蓮華経(法華経)」
総本山
身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)
お墓について
「戒名」とは言わず、「法号」といいます。男性の場合は「日」や「法」、女性の場合は「妙」を戒名の一文字として用いることがあります。
墓石には、ヒゲ文字と呼ばれる書体で「妙法蓮華経」の文字を書くことが多く、こうした文字をヒゲ題目と呼びます。法号などの上部には「妙法」の文字を入れる場合があります。